タスマニア森林問題で三井住商建材に公開質問状を送付

JATANをふくむ2団体3個人は、タスマニアの保護価値の高い森林をふくむ天然林が、複合フローリング材など合板製品に使用される単板を製造するために伐採されている問題で、現地のタ・アン・タスマニア(Ta Ann Tasmania; TAT)のパートナー企業である三井住商建材に公開質問状を送付した。質問状の中でJATAN等は、三井住商建材がホームページ等で、単板の原料供給元を「ユーカリ植林木」と主張している点に対し疑義を訴えた。タスマニアのヒューオン渓谷環境センターが行った現地調査ではTATが使用している木材には一切、植林が使われていないことが分かっている。三井住商建材は合弁事業体TATへの15%の出資企業であり、タスマニア・ユーカリ材を使った合板製品の日本市場への輸入を扱っている。

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