JATAN’s Sustainable Paper Consumption Guide
内容紹介
日本に住む私たちの使用する紙の原料は、一体どこからきているの?という最初の一歩から、森の伐採地でおきている最新情報、認証制度について、さら に、私たちが森林のことを考えて商品を買うにはどうしたらいいのか?どの企業の製品を買うべきか?という具体案まで、紙と森林と私たちの関係を幅広く網羅 しています。
2006年にJATANでは「紙と森林について学ぶ会」という勉強会を開催しました。ボランティアや一般の方々など多くの参加者が集い、紙と森林の関係についての理解を深め合ったものを、一つの冊子としてまとめることになりました。
奇しくもこの冊子の編集中に古紙偽装問題が発覚し、環境に配慮された商品と信じてきた再生紙への信頼性は薄れ、果たして、どのような紙製品を買うことが環境にもっとも好ましいのか、私たちはいよいよ判断に困る状況に陥っています。
紙購入のよりよい選択のために、ぜひこのてびきをご活用ください。
目次
- はじめに
- 紙の原料はどこから?
- 製紙用伐採の実情(1)豪州タスマニア
- 製紙用伐採の実情(2)インドネシア・リアウ州
- 製紙用伐採の実情(3)APPとエイプリル社
- より深刻な影響をもたらす泥炭湿地帯の森林伐採
- 紙製品の流通
- 紙製品の流通(輸入PPC用紙)
- APP社製品の流通
- 日本の製紙業界と森林認証制度
- オーストラリア林業基準の問題点-FSCとの比較検討-
- 古紙の利用
- 古紙リサイクル促進のために
- 森林生態系に配慮した紙調達に関するNGO共同宣言について
- 小さくても、森のためになにかしたい。そんな私たちにできること。
- 流れを変えるために-企業の木材・紙調達方針の現状と課題
価格・仕様
価格:500円
発行年月:2008年4月発行
仕様:B5版39頁
購入方法
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